なんだかイライラするとき、心がモヤモヤするときに、つい甘いものに手が伸びてしまう…
なんていうことはありませんか?
脳がエネルギーを欲しがってしまうんですね。
そして甘いものを食べると気分が上がります。
だから食べたくなるのも無理のないことですね。
食生活を見直しましょう
甘いものが欲しくなるもう一つの原因となるのは、栄養不足です。
例えばたんぱく質をあまりとってないとき、脳は栄養が足りないよ…と主張します。
脳のご飯は糖分なので、甘いものが欲しいというのです。
食が進まなくて食事の量が足りないときも、脳はカロリーを増やさなくちゃと甘いものを食べさせようとします。
糖分を摂りすぎると、血糖値のアップダウンが起き、それが落ち込みや気分の不安定さの原因となることがあります。
ですから、健康のためにも、美容のためにも、メンタルのためにも栄養のあるものをちゃんと摂る必要があるんですね。
肉や魚や豆類などのたんぱく質、できればたくさんの野菜とご飯をおいしく食べましょう。
具材の多いごった煮スープをまとめて作っておくなら、いろいろな栄養が摂れますよ。
でも忙しくなったり、何かの大変な時期、気持ちがしずんでしまったときなどには、ゆっくり食事のために時間が取れなくなることもあるものです。
そんな時には、香りをサポートに使ってみてください。
助けになるアロマの紹介
好きな香りをまず使ってみてください。
その時々、状況で、「いい香り」と感じる香りは変わるものです。
香りを試してみて、ホッとするような安心感をあたえる精油を使ってみるのもいいですね。
「食べたい!」の後ろにあるものは食欲ではなくストレスやプレッシャーや悲しみだったりするので、香りを感じながら、ゆっくり深呼吸して、自分の心の奥にあるものを覗いてみてください。
感じたこと、イライラやモヤモヤや怒り、頭の中から抜けない嫌なこと…
そんなものを紙に書き連ねていくこともストレス解消に役立ちます。
心に抱えてしまった重い荷物は、そんな風にデトックスして、どうぞ笑顔になってください。
いくつか具体的な香りもご提案してみますね。
- ベンゾイン
甘いものを食べたいときは甘い香りがいいという人たちが多いです。
ベンゾインは、バニラの香りに似た精油です。
心を包んで温めるような安心感をもたらしてくれる香りで、悲しいことがあったり寂しさを感じるときなどにおすすめです。
痛い注射をされたときに、赤ちゃんがこの香りで泣き止んだそうです。
私たちの涙もぬぐってくれるかもしれませんね。

- グレープフルーツ
なじみのフルーツの香りですが、この香りは幸福感をもたらすので、楽園(パラダイス)の香りとも呼ばれます。「幸福感」と言っても、うっとりするような陶酔感のある香りというより、もっと理性的な香りと言えるでしょう。
身体的には、老廃物の排出を助け、むくみやセルライトにも役立つ精油ですが、精神的にもデトックスの作用があり、根深いフラストレーションや自責の念からくる滞りを取り除いて浄化してくれます。
そして緊張や焦り、欲求不満、イライラや不機嫌などの感情をリフレッシュして、気持ちを軽くしてくれます。
アロマストーンやアロマカードに1~2滴たらしたり、ティッシュペーパーに垂らしてデスクのそばに置くだけでも香りは届きますよ。

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