今日は、少し心がぎゅっと縮こまってしまうような瞬間についてお話ししたいと思います。
職場や家族、友人の中で誰かが不機嫌だったり、イライラしているとき、まるでその空気を自分が作り出したかのように感じてしまって、身動きが取れなくなることってありませんか?
本当は自分のせいじゃないのに、つい「私が何かしてしまったのかな」「私が悪かったの…?」と感じてしまう。
そして、その場の空気に合わせて自分を小さく硬くしてしまう… そんなことはないでしょうか。
もし、そんな自分に気づいたときは、どうかこう伝えてあげてください。
「私は悪くない。私はここにいていい。」
感受性の強い人ほど、周囲の空気を敏感に感じ取ります。
それはあなたの優しさであり、繊細さであり、大切な魅力のひとつ。
でも、それに呑み込まれそうになったときは、自分の心に境界線を引いてあげることも必要です。
心を守るアロマの助け
そんなときにおすすめしたい香りを4つご紹介します。
🔸シダーウッド
大地のようにどっしりとした香り。
揺れる心を優しく包み、地に足をつけてくれるような感覚を与えてくれます。
不安定になった自律神経を穏やかに整え、緊張で浅くなった呼吸を静かに落ち着かせてくれます。そして「私は私」と、自分の中心に戻らせてくれます。
◆おすすめシーン 心がザワザワして自分を見失いそうになったとき
🔸ティートリー
抗菌作用や免疫を高める作用が強い精油です。雑菌のように心の中に広がっていきそうなネガティブな感情からも守ってくれる精油です。
他人の感情や場の空気を必要以上に背負ってしまわないように、心のスペースをクリアにして、自分を守るバリアをそっと張ってくれます。
◆おすすめシーン 感情の渦の中に巻き込まれそうなとき、人の気配に疲れたとき。
🔸ローズマリー
意識をクリアにし、自分の意思をはっきりと思い出させてくれる香り。
揺さぶられた気持ちを整え、「今の私はどうしたいの?」と問いかける余白を与えてくれます。
◆おすすめシーン 意識がぼんやりし、人の感情に呑まれがちなとき。
🔸ヨーロッパアカマツ(スコッチパイン)
森林浴をしているかのような清々しさと力強さを併せ持つ香り。
呼吸を深くさせ、自分のスペースを広げてくれるような感覚を与えてくれます。
閉塞感を感じるときや、周囲に圧倒されそうなときの味方に。
◆おすすめシーン 圧迫されたような空気の中で、心が窮屈に感じるとき。

香りの使い方
ハンカチに1滴垂らしてポケットに忍ばせたり、
ディフューザーで部屋に広げたり、
手のひらにオイルを垂らして深呼吸するのもおすすめです。
もしあなたが「また空気に呑まれそう…」と感じたとき、この香りたちが小さな支えになってくれるはずです。
大丈夫。
誰かの機嫌はあなたの責任ではありません。
あなたはあなたのここと良さを大切にしていいんですよ。
今日もあなたが穏やかでありますように。
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