「これをやってみたい」「こんな自分になりたい」
そんな願いや思いはあるのに、なかなか行動に移せないことがあります。
やりたいことが頭の中にはあるのに、気がつくとまた同じ場所に立ち止まっている。
そんな自分に「意志が弱いのかな」「ダメだなぁ」と感じてしまうこともあるかもしれません。
でも、実はそれにはちゃんと理由があるんです。
動けないのは、あなたがダメだからじゃない
願いがあっても動き出せないのは、心のブレーキが働いているからなんです。
まずひとつは、「失敗したらどうしよう」という不安や恐れがあるのかもしれません。
未来のことを考えすぎて、まだ起きてもいない心配に心が支配されてしまうと、足がすくんでしまいます。
そしてもうひとつは、「完璧じゃないと動いちゃいけない」という思い込み。
ちゃんと準備してから、もっと自信がついてから…と考えているうちに、どんどん行動するタイミングを逃してしまいます。
また、何が「本当に自分が望んでいることなのか」が分からなくなっていることもあります。周りの期待や「こうするべき」という思い込みにしばられて、自分の本音がわからなくなってしまうのです。
忙しさや心の疲れで、余裕がない状態も行動を止める大きな理由のひとつ。
心に余白がないと、やりたいことがあっても行動に移すパワーは生まれにくいですよね。
私は、やりたいことをのびのびとできない環境で育ちました。母は私をコントロールしたかったのです。そのため、望んでいることをするときには、無意識にブレーキがかかってしまっていました。

香りで、心を少し軽くしてみませんか
動けない理由は、誰にでもあるものです。
まずは自分の心の声に耳を傾けて、「私は今、何を怖がっているんだろう?」と問いかけてみてください。

香りを使いながらしてみることがおすすめです。
たとえば、ラベンダーやベルガモットなど( 持っている香り何でも )、好きな香りを選んでください。その香りを垂らしたティッシュを目の前において、香りを吸い込んでみてください。
身体のどこか、硬いところや痛いところ、冷たい場所がありますか?
そこにどんな感情もありそうですか?
怖い、不安、私はダメ…
心の声を聴いてみてください。
怖い気持ちが見つかったら、
「怖い」「怖い」と何度も感じてみてください。
何が怖いのかが見えてきます。
失敗が怖い、人目が怖い、自信がない…
昔の出来事を思い出すかもしれません。
それほど大きな怖さじゃないことに、ふと気がついたりもします。
大丈夫かな…と思えるまで、自分の気持ちと向き合ってみてください。
香りが、きっと何かに気づかせてくれます。
香りとともに、今の自分の心と向き合う時間を持ってみるなら、その先にあなたらしい動き出しの瞬間が待っています。

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