モヤモヤをほどく書く瞑想 心が整う5分間のジャーナリング

日常のなかで、なんだか心が落ち着かない。理由はわからないけれど、モヤモヤしたりイライラしたり、不安になったりする。
そんな瞬間、誰にでもありますよね。

そんなとき、つい「こんなこと考えちゃだめだ」「もっと前向きにならなきゃ」と、自分の気持ちにフタをしてしまうことはありませんかい。

だけど本当は、そのモヤモヤの正体に目を向けてあげることこそ、心のケアとしてとても大切なんです。

今日は、誰でもすぐに始められる「書く瞑想」の方法をご紹介しますね。

書く瞑想

「書く瞑想」とは、ノートや紙に自分の気持ちや思いをそのまま書き出す習慣のこと。
英語では「ジャーナリング」「エクスプレッションライティング」とも呼ばれ、ストレスケアや自己理解を深める手法としても注目されています。

普通の瞑想のように、目を閉じて呼吸に意識を向けるのも素敵ですが、書く瞑想は「言葉を使って、今の自分をそのまま眺める」ための時間です。

頭の中でぐるぐるしていた感情や考えを、紙の上に置いていくと、不思議と心のざわつきが静かになっていきます。

忙しい毎日でも、5分〜10分だけ。
スマホを置いて、ノートとペンを使って、自分の心と静かに向き合う時間をつくってみましょう。

やってみましょう

書き方にルールはありません。たとえば、

今の感情、「イライラしている」とか

最近気になっていることを書きだしてみたり、人に言えない本音や愚痴でもいいです。

自分は本当はどうしたいのか、どうなりたいのかを書き出していったり、

今の体の状態、疲れているとか、だるいとか、リラックス、緊張など、

あるいは、自分が頑張ったことをほめてあげたりなど… 浮かんできたことを何でもそのまま書くだけです。
言葉がまとまらなくてもいいし、ネガティブな感情でもOK。
誰かに見せるものではないので、正直な気持ちをのびのびと書いてみてください。

途中で書くことがなくなったら、ただ「今、何を感じているか」に意識を向けるだけでも十分です。

私たちは誰かに認めてもらいたいと願うものですが、いちばん最初に必要なのは「自分の気持ちを、自分で受け止めてあげること」。

書く瞑想をしていくと

書く瞑想を通じて、自分の感情や思考を否定せずに「そう感じてるんだね」と寄り添う習慣を持つことで、自分との信頼関係が生まれてきます。

実際、心理学でも「感情の言語化は、ストレスを軽減し、自己肯定感を高める効果がある」とされています。

毎日じゃなくてもいいんです。
思い出したときに5分だけ。
その小さな積み重ねが、心の安定自己肯定感を育てていきます。

書く瞑想は、特別な準備もいりません。
ノートとペンがあれば、いつでもどこでも、自分の心に戻ることができます。

もし今、心がざわついていたり、理由のないモヤモヤを抱えているなら、ぜひ今日から試してみてください。

あなたがあなたのままで、少しでも心穏やかに過ごせますように。


そのための静かな5分間を、どうぞ大切にしてみてくださいね。

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